業務スーパー「ガルディ」、重量200KGの「Tザウルスレッグ」を販売開始

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▲ 専用の冷蔵庫に入れられた「Tザウルスレッグ」。圧巻のサイズだ。

業務スーパー「ガルディ」が、新商品として「Tザウルスレッグ」を販売開始した。驚きの重量200kgを誇るこの商品は、恐竜時代を彷彿とさせる巨大な骨付き肉のような外見で、食肉業界に新風を巻き起こしている。

「Tザウルスレッグ」は、国内外の複数の肉加工業者と提携し、独自のカット技術と冷凍保存技術を駆使して生まれた商品。見た目のインパクトだけでなく、味や質にも徹底的にこだわり抜いている。ガルディ広報担当者によると、「見た目のインパクトで購入を決める方が多いが、実際に食べた方からは『ジューシーさがすごい』『骨の周りの肉が特に旨い』と高評価をいただいている」とのこと。

しかし、200kgという重量は家庭用の冷凍庫に収まらない可能性が高く、購入後の保存方法が最大の課題となる。実際に購入した男性によれば、「届いてまず思ったのは、冷凍庫を買い替えなきゃダメだということ。冷蔵庫に立てかけておくしかなかった」という声もある。さらに、「肉を切り分けるのに丸一日かかった」とのエピソードも。大人数でのバーベキューや業務用の用途を想定しているが、購入者の中には「話のネタになるから」と個人で買う者も少なくないという。

価格は1本12万円(税込)。一見高額に思えるが、広報担当者は「1kgあたり600円と考えると非常にお得」と強調する。予約販売のみでの取り扱いとなり、初回分はすでに完売。追加生産の予定については未定だが、「次回は500kgサイズも検討中」と話している。

なお、SNSでは「これをどうやって持ち帰るんだ」「家に置いたら子どもが恐竜だと思って泣き出した」などの声が上がっており、話題は尽きない。ガルディ店舗の一部では「Tザウルスレッグ」のモックアップが展示されており、実物を目にした客からは「肉を買うか、冷凍庫を買うか悩む」「これ、もし恐竜の肉だったらロマンがある」という声も。

ところで、この商品は実際には何の肉なのか、ガルディの担当者に確認したところ「企業秘密です。」との回答が返ってきた。実はすでにタイムマシンは完成しているのかもしれない。(中野圭一)

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